ひとり親TECHエンパワメントプログラム報告
9月4日は「ひとり親TECHエンパワメントプログラム3期生@北海道」の最終発表会でした!
このプログラムは、日本マイクロソフト株式会の 「Global Skills Initative」の一環で、「女性の支援現場にICT学習を通じて成長する機会をつくり、女性の成長と仕事への可能性を最大化する」ことをめざして、支援団体のNPOと協働する取り組みです。
プログラムを0から構築したのは、NPO法人シングルマザーズシスターフッド代表理事の吉岡マコさん
4月から始めたプログラムは、ICT技術と合わせて、過去を振り返り、それを否定するのではなく意味付けをし、本当に自分の大切にしたい事を確認し、自分らしさと本来の力を取り戻すためのプログラムになっています。
同時に、一人ではなく仲間との励まして合いや切磋琢磨により、別の視点や気づきが得られます。
受講生の多くは
・オンライン会議は、招待されて参加するだけ
・クラウドでのファイル共有は初めて
・PowerPointは使ったことがない
そんなみなさんですが、プログラムの課題に取り組みながら、自然とスキルが身に付いて行きます。
気づくと職場や地域で、ICTを率先して扱える人材に!
そして、PCスキルだけではなく、コミニケーション力を上げるプログラムでもあります。
最終課題は、相手に自分の思いを伝えるプレゼン資料を作成し、3分間の発表です。
今を良くするだけではなく、スキルを活かして、その後に社会に貢献するというエンパワメントで、支援を受ける側から、支援をする側に循環していきます。
プログラムを終えた1期生、2期生がメンターになり、受講生を支えてきました。
主催者である、私自身が1期生2期生、そして全国の実施団体の皆さんに支えていただき、無事にプログラムを終える事ができました。
ありがとうございます。
Microsoft社 社会的貢献担当部長 Lena Ryuji さん、プログラムを開発したシングルマザーシスターフッドの 代表理事 吉岡 マコ さん、本当にありがとうございました。
そしてSMF北海道にいつもご支援頂いている、お二人にも温かなメッセージを頂きました。
シングルマザーは、かわいそうな存在ではなく、力がないのではなりません。
このような場とチャンスがあれば、職場だけではなく、社会で貢献する力を発揮できます!
シングルマザーが多様な生き方のひとつとして、生き生きと活躍している姿は、他のシングルマザーのロールモデルになります。
これからも、しんぐるまざあず・ふぉーらむ北海道は
「ママを元気に こどもを笑顔に!」
シングルマザーが笑顔になれるよう、
微力ではありますが、活動を続けてまいります。
最後に受講生へのメッセージとして
最後に大徳寺大仙院 尾関宗園さんのことばを贈りました
「今こそ出発点」
人生とは毎日が訓練の場である
わたくし自身の訓練の場である
失敗もできる訓練の場である
生きているを喜ぶ訓練の場である
今この幸せを喜ぶことなく
いつどこで幸せになれるか
この喜びをもとに全力で進めよう
わたくし自身の将来は
今この瞬間 ここにある
今ここで頑張らずに いつ頑張る